リスト作成のほとんどは創造的な問題ではありません。入力作業です。内容は頭の中にあり、これから40分かけて入力する。でも、内容そのものを思いつくのは30秒で済みます。
ツールバーの AIで入力 ボタンはその入力作業を取り除きます。リストを説明すれば、それが現れます。範囲の狭い機能であり、何ができるかを知るよりも、どこが狭いのかを知るほうが重要です。
仕組み
このボタンは、リストを使うすべてのツールのツールバーにあります。名前ルーレット、くじ引き、グループ作成、タスク割当などです。クリックしてプロンプトを入力すると、生成された項目が入力欄の内容を置き換えます。

出力はプレーンテキストで、1行に1項目です。Groq の推論サービスで動作する言語モデルが生成します。プロンプトを書いた言語で応答するので、トルコ語のプロンプトならトルコ語の結果、アラビア語ならアラビア語の結果が返ってきます。
うまくいくプロンプト
パターンは一貫しています。数量とカテゴリを具体的に指定することです。
良い例:
- 「トルコの81県を挙げて」
- 「スウェーデンでよくある名前を30個」
- 「ヨーロッパの首都を15個」
- 「リモートチーム向けのチームビルディング活動を10個」
- 「ファンタジーキャラクターの名前を20個」
弱い例:
- 「いくつか名前を挙げて」
- 「アイデアをちょうだい」
- 「クイズ用の何か」
違いは、前者が項目数と種類をモデルに伝えるのに対し、後者は両方を推測に任せる点です。曖昧なプロンプトは曖昧なリストを生み、20個頼んだのに3個しか返らないこともよくあります。
システムプロンプトが事実の列挙に調整されているため、数を指定した依頼が最も確実です。トルコの81県すべてを求めるプロンプトなら、81県すべてが返ってきます。
役立つ場面
テスト用の仮データ。 200人分のリストを作り、グループ設定と抽選回数が意図どおり動くか確認してから削除します。これが最もよくある使い方で、最も時間を節約できます。
選択肢の比較。 現実的なリストを生成し、2つのツールで試して、クラスに見せたいほうを選びます。リストは使い捨てですが、決定はそうではありません。
自分では入力しないリスト。 300件を手で入力するのは15分の無駄です。一文なら1秒です。
出発点となる内容。 クイズの質問リスト、プロジェクトのアイデア、チーム名などは、これから編集する出発点です。10件を生成して50件に広げるほうが、10件を書くより優れています。
使うべきでない場面
実際の参加者リスト。 これが重要です。生成された名前は応募者ではありません。景品を抽選して結果を公開するなら、対象に入るすべての名前は、応募した実在の人物のものでなければなりません。生成された「エリフ・ユルマズ」はもっともらしい架空の人物であり、参加者ではありません。
すでに持っているリスト。 参加者が表計算ソフト、写真、登録フォームにあるなら、実際のリストを持っています。その近似を生成するのは、手元にあるものより明らかに劣ります。
検証が必要なもの。 重みのある抽選では、対象は公開した対象でなければなりません。生成されたリストは、名前の出所を尋ねられたときに説明できません。
送りたくないデータ。 プロンプトはネットワークを通じて言語モデルに送られます。第三者のログに現れても構わないものとして扱ってください。「野菜を30個」と入力し、参加者の詳細を含むものは入力しないでください。
実用的な注意点
生成された項目は現在のリストを置き換えます。 何か入力しているなら、先に保存してください。生成された項目を手作りリストに統合すると、重複が生まれ出所が曖昧になります。これは抽選でまさに避けたい曖昧さです。
出力は国際的でありふれたものに偏ります。 モデルはもっともらしいと考えるものを生成するため、生成された名前はテキストに頻出する名前に傾きます。特定の地域集団を反映したリストが必要なら、生成データではたどり着けません。
修正するより再生成する。 リストがほぼ正しいのに雰囲気が違うなら、プロンプトを調整してもう一度実行します。30件のうち15件を編集するのは、もう一度試すより遅いです。
重要なものについて事実が完全だと決めてかからないこと。 モデルは完全な列挙を返すよう指示されており、通常はそのとおりにしますが、データベースではなく言語モデルです。正確でなければならないリスト、たとえば法的主体、規制上の区分、責任を問われるものは、検証してください。
境界を一言で
リストの作成にはAIを使い、公平な選択にはツールを使います。これは別々の問題であり、人が実際に確認するのは抽選のほうです。
抽選そのものは、予測可能な Math.random() ではなく crypto.getRandomValues() を使うので、選択はリストの作り方とは無関係です。公平性ページに仕組みがあります。
試してみる
任意のツールを開き、ツールバーのAIボタンをクリックして、具体的な数を指定した具体的なリストを頼んでください。検証できるものから始めます。たとえば首都のリストやカテゴリのリストです。長いものに頼る前に、どれだけ信頼できるか確かめてください。